2019年7月3日
木製の外壁(かれこれ20年の経年変化)

2000年に新築させていただいた物件のメンテナンス打ち合わせに行ってまいりました。(そろそろ着工)

施工例はこちら

 

壁は塗装、床はタイル/オークフローリング(床暖房)、壁は塗装、天井にシナ合板を貼っています。

壁は少し経年のヘアークラックも入っていますがクロスにはない自然な経年変化を味わえます。

木部も良い味が出てきています。

 

今回はメインとして外壁のメンテナンス、家具の変更、ベースとなる照明器具のLED化などなどとなります。

 

 

 


こちらの物件は全てレッドシダーのキシラデコール塗装による板張りです!

20年後にどうなっていたでしょうか?

 

こちらの物件は部分的に鎧貼り(横向きに重ねる)、縦張りと切り替えて貼っています。

雨仕舞の良い鎧張りなのですが今回比べてみたところ南面の良く陽の当たる方は板が浮いてきていました。(庇もあります!)

 

 

ただ南面以外の他の場所は全然大丈夫
良い味が出てきています。
むしろ樹脂製の雨樋などの方がダメージを感じます。。

 

(ルイスポールセンのAlberslund Wall、ヤマギワのベガ、経年でとても良い雰囲気になってました!)

外壁は再塗装しても良いと思いますが問題ないです。

今回は浮いている鎧張りの補修(一部張り替え)と長く使うための全面再塗装となります。

 

塗り壁などと比べると耐用年数が短いものと思っていましたが・・・全然板張り大丈夫です。

むしろ経年の変化も楽しめるし良い感じです。

近い将来、板張り外壁の物件をそろそろやりたいなと思っています・・・。

 



2019年6月14日
新芽が出てきました。3階の庭で。

先日、竣工した楽々園内科呼吸器クリニックさんにメンテナンスに伺ってきました。〈※まだ施工事例に上がってない・・・〉

テナント内に庭を作っているんですけど・・・。

 

 

 

植物たちに新芽がいっぱい出てきました!

ちゃんと根付いて、生きていることに安心。

植物はいくら開放的なテナントでも内部と外部をガラスなどで明確に区切られがちですが、室内に庭があることで四季の移ろい、植物の変化などが感じることができ、とても楽しいです。

定期的に来院される患者さんも気づいて楽しんでくれるのではないかなと思います!

 

 

 

 

 



2019年6月3日
トラス

・・・12.74mの大開口部。

柱の無い大空間を木造で実現させるため、題名にもあるトラスの採用を検討しています。

今日はトラス屋さんに来てもらい概略を教えてもらいました。

エルイーオーの事務所もトラスを利用した無柱空間となっています。(事務所はもう築20年以上になりました!)

柱のある空間も大好きなのですが、必要に応じてトラスも検討の必要が出てきます!

 

 

こちらの金物で木材をサンドイッチしていきます。
色んな角度を向いた鋭利な刃がついています。

 

 

こんな感じ。

 

がっちり留まっています。

この要領で三角形を作っていきます。

これらが梁の代わりになっていきます。

(県産材の杉などでもできるみたいです!)

 

木造は自由です!