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先日、お寺の境内に製作する東屋の材料を確認に。
監督さん、構造屋さん、大工さんで材木屋さんへ行ってきました。
今回はヒノキ材で東屋を施工します。
きれいな無節の材料を手配してもらいました。
白身の入り方、節の形状によって向きを確認します。
実際に木として植っていた向きと同じように柱を建てるというのが基本です。
・・・が、大きな材からとってくれた材料なのか、なかなかどちらが末口(上の方)、元口(根本)の方かわかりません・・・。
皆さんの意見を聞きながら向きを決定。
多くの職人さんは「逆木」といって材木の向きを逆に建てるのはカッコ悪い・・解ってない・・となるそうなのですが、柱をあえて逆木にするといったこともあるようです。
というのも「建物は完成した時から崩壊は始まる」といった昔からの習わしに倣ってあえて「逆木」としてあえて「未完成」にして崩壊を防ぐといったおまじないです。
材料も無事確保でき、今は作業場で手刻みで加工してもらっています。
今月末には建て方予定です。