作業が終わると家に帰った気持ちになってくれるように。
船体躯体ということもあり、船の形状に合わせた変形な間取りが多い。従来は各部屋ごとに専用設計の家具を製作してあった。
今回の設計はまず、コスト・製作・運搬の観点から家具をシステム化する検討を行った。モジュールとして幅750mm/幅500mmのユニットを設計し、多用途な家具への構築を可能とする設計としている。同じものが収納棚であったり、カウンターを乗せてデスクになったりと変化する。モジュール化は仕様変更を繰り返す船舶に対応でき製作の効率化も見込める。