2018年6月29日
地中から・・・

地盤改良の工事も無事終了しました。

地盤改良には、支持地盤の状態にもよりますが、砕石パイル杭を使うことが多いです

前回の続きです。

 

※ハイスピードコーポレーション株式会社さんのホームページから引用させてもらいました。

 

・地震に強い

・液状化対策

上記2点はもちろん大事なのですが、、、

個人的には天然砕石を利用するので将来的に撤去する必要がない。
というのが魅力的な工法だと思っています。

何か土に混ぜるのも抵抗あるし、地中に金属パイプ、コンクリートの杭を埋めるのももし何世代か後の方が建替えるとなった際、撤去するのに結構な費用がかかるというのも・・・。

もちろん上記の方法が必要な箇所にはそちらの方を自信を持ってお勧めいたします。

 

その作業風景がこちら

砕石を杭として支持地盤を作っていきます。

 

と順調に進んでいたのですが。。

 

まさかの地中埋設物。

御影石が20から30個くらい出てきました。

撤去するのにお金がかかるので、昔の施工された方が穴を掘って埋めていたんでしょうね。。

ですので地盤の保険会社さんと調整してもらい、掻き出して砕石投入。
転圧。
点圧。

 

その後、周囲に2本追加して無事、施工後の試験もクリアいたしました。

要らないものを土の中に埋めるのはやめましょう!

 

 

 

 

 

 



2018年6月28日
地盤調査から地縄張りから地盤改良

なぜかバタバタとして更新がだんだん少なくなっていました。。

その間も掲題のように現場は動いております。

まずは地盤調査。

建物の4角と真ん中など必要な場所を確認し、土中からの反発力を計測して地盤の耐力を確認します。

 

 

2〜3日で検査結果が手元に届きます。

検査結果は・・・

残念?ながら地盤改良の必要性ありという結果となりました。

全てのポイントの数値を見て総合的に判断し、地盤改良という選択肢となりました。

バランスが良ければ基礎を構造計算して、鉄筋の量、厚みなどを調整して対応することもできるのですが、川のそば、昔の記録(先人のお話)を考慮しました。

家を建てるときは、その地域に昔から住んでおられる人のお話を聞くというのがとても大事だと思います。

ものすごく役に立ちます。

何年前の台風の日に浸水した・・・こっち向きは風の被害が強い・・・・などなど。

 

 

それで次に地縄張り。

建物の図面を実際の敷地にロープを使って書いていきます。

これで建物の配置をみて問題がないかをチェックします。

工事の目印にもなるので大事な作業です。

こちらはプランの候補ができていれば実際に現地で確認ができるので、随時張って検討することが望ましいです。

 

そして現場では数日前から地盤改良の工事が始まっています。

そこで問題が・・・続く

 

 



2018年6月4日
着工の準備がそろってきました。

そろそろ次の物件の準備も整って来ました。

解体も無事終わり、整地完了です。

木造新築2階建(2世帯)です。

あとは見積もり調整と、確認申請の修正かな。

 

解体終了時に諸事項を確認します。

お隣さんの引き込みが入ってたみたいなのでこれの移動も。
古くからある建物だとこれも良くありますね。

 

土もだいぶ解体時に持って帰ってもらったのですがもう少し捨てたほうがよさそうです。

 

という感じで11月末の完成まで進んでいきます!