・
新しく、山陰で計画が始まりました。
昭和33年竣工の建物です。
当時その辺りでは珍しかったコンクリート造の建物。
定期的なメンテナンスが施されており、状態としてはとても良さそう。
まずはリノベーションに向けて図面の解読。まさに古文書。
ただ、この図面が残っているかいないかで大違いです。
資料が残っているようで良かった・・・
まだ、図面を確認している段階ですが、良い提案ができればなと思います。
・
新しく、山陰で計画が始まりました。
昭和33年竣工の建物です。
当時その辺りでは珍しかったコンクリート造の建物。
定期的なメンテナンスが施されており、状態としてはとても良さそう。
まずはリノベーションに向けて図面の解読。まさに古文書。
ただ、この図面が残っているかいないかで大違いです。
資料が残っているようで良かった・・・
まだ、図面を確認している段階ですが、良い提案ができればなと思います。
・
姿が見えてきました。
今回の物件は張弦梁を利用しています。
張弦梁とは弓矢の弦のような形状で、こちらでトラスを組んでいます。
こちらを使うことで、木造の無柱空間を構成しています。
そして眺望。
写真の画角に入らない幅までの開口部です。。
階段は、施主さんもこだわりの螺旋階段です。
良い感じです。
・
今回の新型コロナウイルスの影響で、現場監理に伺う事や、お打ち合わせも最低限に自粛しております。
広島は緊急事態宣言は解除されはしましたが、まだまだ元の生活に戻るまでは時間がかかりそうです。
早く事態の収束?というのは難しいかもしれませんが、マスクつけずにワイワイできる日が来ることを願っております。
・・・さて、現場の方はそうはいっても着々と進んでおります。
島では・・
コンクリートの打設が終わり。配筋検査。
タイミングよく、構造屋さんにも来ていただけました。
それから、大工さんの工場にお伺いさせていただいて、土間に座る化粧柱を確認。
「カイヅカイブキ」です。直径50cmくらいの巨木です。
こちらの設置向き、加工範囲などを相談して決めます。
起こして建ててもらうと迫力あります。
そして、また別日に土台敷の日には木造トラスの加工を確認に現場へ。
今回木造で大きな寸法を飛ばしていることもあり、デザインも兼ねてトラスで組んでもらっています。
天気が良いです。
ただ、、予定していた建前の日は雨にて順延・・・
そして翌週。建前でした。
今回は、木造大スパンということもあり、各所に集成梁を使っています。
今回は、鉄骨の螺旋階段が入ります。
後からでは入らないので上棟時にクレーンにて搬入設置です。
こちらの螺旋階段は、はじめての設計になる「芯棒」なし。
真ん中の支える棒を無しにして、階段の周りの鉄板、段板で強度を確保しています。
これが空を飛んで、設置位置に座ります。
建前も終わり、本格的に工事が進んでいきます!
また、書きます。